学生紹介
学生の声
年間行事

学生紹介(2024年度)


研究室のみなさん

所属学生

D3:菊池孝太朗
M2:三根加帆里
B4:安部知生
B3:佐竹亮弥
B2:高城洸希




学生の声

【学部生のインタビュー】

この研究室を選んだきっかけは?

 高校時代の勉強が大きく影響していると思います。もともと大学では、今後自分の人生の中で物事を考える際に、何か手助けとなるような思想や哲学を学んでみたいと思っていました。自分は世界史、倫理、政治経済を選択していたのですが、その中で触れた孔子や老子の思想が、西洋の思想よりも共感できるものが多く、実際に大学で深く学んでみたいと思い、この研究室を選びました。

研究室ではどんなことをしますか?

 主に、 漢文資料の講読を行っています。授業を通じて様々な資料を参考にしながら自分で読解していく作業は、単に現代語訳を読むだけでは得ることのできない気づきや納得感を与えてくれます。 まだ、 先生方が学生のレベルに合わせた指導をして下さるので、漢文訓読が不得手な自分でも授業についていくことができています。

研究室に入ってよかったことは?

 他研究室と比べて、 研究室に所属している学生の数が少ないことが、よいところだと思います。他の専修では自習のために席を予約しなければならないこともありますが、中国哲学専修ではそういったこともなく、使いたい時に研究室を使うことができます。研究室には多くの資料がそろっているため、自習をするには最高の環境です。また、所属している学生の数が少ないこともあって、先生や先輩との関係も築きやすく、質問などもしやすいです。当研究室ではより詳細で踏み込んだ勉強ができると思います。

メッセージ

 自分は中国哲学について詳しいわけでもなければ、漢文訓読が特段得意なわけでもありません。そんな自分でもついていけているので、興味はあるけど不安という人も、思い切って中国哲学を学んでみませんか?

[インタビュー協力]
Aさん(学部3年)、2022年

【大学院生のインタビュー】

この研究室を選んだきっかけは?

 初めは『史記』や『三国志』などの中国古代史に興味を抱いたのですが、中国古代にまつわる書物を読んでいるうちに、先人たちの思索の原動力になった中国思想についても興味を持つようになり、この研究室を選びました。

研究室ではどんなことをしますか?

 文献の解読とその文献における思想的意義を見出すことが主な内容です。文献の解読を通じて、先人たちと間接的に対話できるということが、この学問の魅力だと思います。

中国哲学の魅力は何だと思いますか?

 漢代以降、中国王朝は政策として儒教を最も尊びました。しかし、それ以降道教の成立や仏教の伝来もありましたし、儒教自体も時代に合わせて思想的に変容しました。こうした歴史の中で、幾万の人々が多種多様な考え方を持ち、そして後世に伝えようとして書物を著しました。それらの資料を読み解くことで、先人たちと間接的に対話できるということが、 この学問の魅力だと思います。

この研究室に入って身についた力は?

 文献を詳細に調べるうちに、漢文を読む力だけでなく、資料を探す力も同時につくようになります。この文章ならこの資料にありそうだな、といった憶測を付けることが可能になり、時間を有効的に利用できます。この「ものを調べる力」は研究だけに止まらず、日常においても大いに活かされています。日々の生活の中でふと気になったことをとことん調べ、あらゆる人々の意見を知ることによって、 一つの物事を多角的に見られるようになりました。

メッセージ

 中国哲学というと、難しくて堅苦しそうなイメージがつきまとうかもしれませんが、そんなことはありません。二千年以上の長きに渡って東アジア世界で受容された中国の思想だからこそ、その思想内容は多岐に及びます。まずは自分に合った思想を探してみるというのはいかがでしょうか。

[インタビュー協力]
Kさん(博士前期2年)、2019年

年間行事


主な行事
4月 ・入学式
・研究室ガイダンス
・新入生歓迎会
7月 ・大学院説明会
・研究室訪問
9月 ・大学院入試(秋期)
10月 ・日本中国学会大会
11月 ・卒業論文題目提出
1月 ・卒業論文提出
・論文口頭試問
2月 ・大学院入試(春期)
3月 ・卒業式
・歓送会