研究室紹介
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歴史と研究活動
大阪大学考古学研究室は、開設が1988年と比較的新しいものの、それ以前の国史研究室時代からの調査・研究・教育の実績があります。専任教員は、高橋照彦教授と中久保辰夫准教授の2名です。日本考古学に重点を置いた研究・教育を行っていますが、教員や大学院生は海外のフィールド調査にも手掛けて、比較考古学的な幅広い視点を探求しています。
研究室では、毎年実施する発掘調査とその資料整理を基礎とした教育を重視するとともに、とくに大学院では考古学や人文科学の討論にも力を入れ、国際的視野に立って日本考古学を推進しうる研究者の養成に努めています。
考古学研究室には現在約25名の学生が所属しています。研究室には、発掘調査の報告書、考古学の専門書や学術雑誌が数多く配架され、手近に読むことができます。昼も夜も絶え間なく、考古学に関する白熱した議論と笑いが絶えない、明るい研究室です。
この研究室で研鑽を積んだ多くの卒業生・修了生は、各地の大学、研究所、教育委員会、博物館などに勤務し、考古学研究の第一線に立って活躍しています。
刊行図書
出版年月日 | 図書名 |
---|---|
1990年 | 『鳥居前古墳-総括編-』 |
1991年 | 『桜井谷窯跡群2-23号窯跡』 |
1992年 | 『長法寺南原古墳の研究』 |
1996年 | 『雪野山古墳の研究』 |
1999年 | 『国家形成期の考古学-大阪大学考古学研究室10周年記念論集-』 |
2005年 | 『待兼山考古学論集-都出比呂志先生後退任記念-』 |
2005年 | 『井ノ内稲荷塚古墳の研究』 |
2007年 | 『勝福寺古墳の研究』 |
2010年 | 『長尾山古墳発掘調査報告書』 |
2010年 | 『待兼山考古学論集II-大阪大学考古学研究室20周年記念論集-』 |
2012年 | 『篠窯跡群大谷3号窯の研究』 |
2014年 | 『野中古墳と「倭」の五王の時代』 | 2016年 | Nonaka Kofun and the Age of the Five Kings of Wa: The Government and Military of 5th-Century Japan | 2018年 | 『待兼山考古学論集III-大阪大学考古学研究室30周年記念論集-』 | 2024年 | 『篠窯跡群西山1号窯の研究』 |
アクセス
大阪大学考古学研究室 (Osaka University Department of Archaeology)
所在地 〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5
Tel&Fax 06-6850-5106
e-mail kimura.osamu.hmt記号osaka-u.ac.jp(代表)
記号には@をいれてください
交通案内・地図
大阪大学 豊中キャンパス

・利用交通機関
- 阪急電車宝塚線・石橋阪大前駅(急行停車)下車東へ徒歩約20分
- 大阪モノレール 柴原阪大前駅下車 徒歩約15分