うわづら文庫
別名「責空文庫」
これは、青空文庫への敬意を表した命名です。青空文庫がテキストファイルを提供し、さまざまな環境で読めるのに対し、この「うわづら文庫」はテキストではなく画像で、すなわち上面だけのものだ、という意味です。
(別名の「責空文庫」(せめぞらぶんこ)というのは、「テキストはなくても、せめて画像でも読めれば」という意味で「責めて版・青空文庫」と。でも、副詞の「せめて」に「責」を当てるのに不快感を感じる人も居るでしょうから(「せめて」を「責而」と書くことも用例がありますが)、これは別名ということにしました。)
「うわづらをblogで」・うわづら@cocolog・box.net。こちらにもあります。
うわづらでも、ブロードバンド環境さえあれば、読むことだけは出来ます。印刷することも可能です(Windowsなら右クリックで、Macならボタン押しっぱなしで出てくるリストで「ファイルに保存」できます)。PDFファイルですが、画像抽出等も自由にしていますので、OCRにかけることも可能です。旧字体でも可能なOCRをお持ちの方はおためしください。
pdfではなく、マルチページのtifでの掲載になっているものもあります。
なにかビューワをお探し下さい。もちろん、OCRソフトでも読めるはずです。
国会図書館のデジタルコレクションに、作品数等、足許にも及びませんが、ぼちぼちやってゆきたいと思います。
ここの母体である国語学論文集の画像ファイルと同様、「版面権」にも鑑み、著者の死後50年だけではなく、刊行後50年(団体名義の著作権の公表後50年になぞらえました)を経過したものを載せます。(「辞書研究」にも書籍画像があります。)
底本の選択についても、学術的であるとか、貴重であるとか、そういうものとは無関係に「読めればよい」「手元にあってスキャンしやすい」という立場で選びます。底本を示すために最後に刊記の部分を入れておこうと思っておりますが、スキャン初期のものなどで忘れているものもあります。また、当初から抜き刷り・抽出製本・切り貼り帳等の形で入手しているものもあり、書誌情報が示せないものもあります。
- 饗庭篁村「駆落の駆落」(円本)(画像1,058,769byte)
- 饗庭篁村「当世商人気質」(太陽)(画像9,226,069byte)
- 饗庭篁村「藪椿」(円本)(画像4,055,661byte)
- 饗庭篁村「三筋町の通人」(円本)(画像753,154byte)
- 生田長江「円光」(画像3452818byte)
- 生田長江「青い花」(画像4088402byte)
- 生田長江「新貞操論」(画像1508844byte)
- 生田長江「彫刻家とその妻」(画像1327885byte)
- 生田長江「天路歴程」(画像3181871byte)
- 生田長江「何故鳶が鷹を生むのか」(画像977733byte)
- 生田長江「マルキシズムの阿片性」(画像794211byte)
- 生田長江「虫のいい人類」(画像594984byte)
- 池田大伍「共益貯金」(画像2,412,148byte)
- 鏡花「白金之絵図」(画像3,521,762byte)
- 井土霊山(1855-1935)「明治大正漢詩史概観」
- 岩野泡鳴「三角畑」(画像1,392,302byte)
- 伊原青々園「出雲の阿国」(画像2,001,024byte)
- 伊原青々園・小伝・跋(画像317,852byte)
- 大町桂月「夏の趣味」(画像2,739,980byte)
- 尾崎紅葉「二人女房」(太陽)(画像12,392,865byte)
- 小山内薫「江島生島」(中央公論)(画像6,392,814byte)
- 片上伸(セルバンテス)『ドンキホーテ』
- 加藤弘之「真政大意」(画像3,542,402byte)
- 「安愚楽鍋」(改造社現代日本文学全集)
- 上司小剣「孕み女」(画像2,449,407byte)
- 上司小剣「美女の死骸」chuukoo011(画像1,964,915byte)
- 上司小剣「巫女殺し」(中央公論)(画像2,212,150byte)
- 「八十日間世界一周」上・下(改造社現代日本文学全集)川島忠之助(1853-1938)、ベルヌ(1828-1905)
- 北原白秋「明治大正詩史概観」
- 桑木厳翼「偉人崇拝と青年」(中学世界)(画像2,288,101byte)
- 幸田露伴「大詩人」(画像5,355,096byte)
- 斎藤緑雨「おぼろ夜」(画像1099420byte)
- 斎藤緑雨「門三味線」(画像3200602byte)
- 斎藤緑雨「おぼえ帳」(画像3642100byte)
- 斎藤緑雨「眼前口頭」(画像1828850byte)
- 斎藤緑雨「霏霏剌剌」(画像664086byte)
- 斎藤緑雨「巌下電」(画像369820byte)
- 斎藤緑雨「青眼白頭」(画像203608byte)
- 斎藤緑雨「長者短者」(画像1270934byte)
- 斎藤緑雨「正直正太夫死す」(画像118093byte)
- 島村抱月「運命の丘」(画像770980byte)
- 島村抱月「懐疑と告白」(画像1097750byte)
- 島村抱月「海浜の一幕」(画像509991byte)
- 島村抱月「競争」(画像668706byte)
- 島村抱月「清盛と仏御前」(画像2342799byte)
- 島村抱月「故郷の父」(画像137205byte)
- 島村抱月「心の影」(画像163033byte)
- 島村抱月「西鶴論」(画像3507873byte)
- 島村抱月「自然主義の価値」(画像2061263byte)
- 島村抱月「沙翁の墓に詣づるの記」(画像1406575byte)
- 島村抱月「序に代へて人生観上の自然主義を論ず」(画像648282byte)
- 島村抱月「近松の芸術及び人生」(画像779193byte)
- 島村抱月「囚はれたる文芸」(画像3037047byte)
- 島村抱月「奈良より」(画像968708byte)
- 島村抱月「『人形の家』とイブセンの作劇術」(画像903473byte)
- 島村抱月「悲劇論」(画像1500010byte)
- 島村抱月「メーテルリンク論」(画像611936byte)
- 島村抱月「復活」(画像4603999byte)トルストイ1828-1910、アンリ・バタイユ(1872-1922)
- 島村抱月「山恋ひ」(画像924535byte)
- 島村抱月「ルイ王家の夢の跡」(画像2124139byte)
- 須藤南翠「緑蓑談」(画像15,648,797byte)
- 末広鉄腸「雪中梅」上(画像5,368,858byte)
- 末広鉄腸「雪中梅」下(画像5,527,815byte)
- 高安月郊「桜時雨」(画像1602699byte)
- 高安月郊「江戸城明渡」(画像3173843byte)
- 高安月郊・小伝・跋(画像260111byte)
- 高山林次郎「明治の小説」(画像4,417,666byte)
- 田村俊子「小藤」(中央公論)(画像3,135,172byte)
- 田村俊子「彼女の生活」(画像2,765,752byte)
- 田村俊子「若いこころ」(画像3,833,355byte)
- 田山花袋「小さな廃墟」(画像2,344,353byte)
- 田山花袋「二人の母親」(画像1,139,336byte)
- 塚原渋柿園「由井正雪」
- 土井晩翠「東海遊子吟」(画像296,996byte)
- 坪井九馬三「朝鮮の神話」(画像1,554,429byte)
- 東海散士「佳人の奇遇」1(改造社)(画像4,540,871byte)
2(画像4,234,401byte)
3(画像4,618,599byte)
4(画像4,566,575byte)
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6(画像4,333,805byte)
7(画像3,951,509byte)
8(画像4,589,265byte)
- 『直木三十五全集』(改造社)第1,2,4巻 源九郎義経
- 中村吉藏「爆発」(画像3,230,648byte)
- 中村吉藏「無花果」
- 夏目漱石「倫敦塔」(画像1,995,016byte)
- 馬場孤蝶「斎藤緑雨略伝」(画像735993byte)
- 馬場辰猪「天賦人権論」(円本)(画像3,952,633byte)
- 「浮雲」冒頭(画像145,436byte)
- 松井松翁「秀吉と淀君」(画像519682byte)
- 松井松翁「淀君と三成」(画像1731417byte)
- 松井松翁「坂東武者」(画像1666781byte)
- 松井松翁「政子と頼朝」(画像889232byte)
- 松井松翁「文覚」(画像1459219byte)
- 松井松翁・小伝・跋(画像394571byte)
- 村上浪六「元禄女」
- 森鴎外「埋木」(画像9,579,479byte)
- 森林太郎「寒山拾得」(画像902,627byte)
- 森林太郎「高瀬舟」(画像)
- 森田草平「黴」(画像2,666,948byte)
- 森田草平「袈裟御前」
- 森田草平「自叙伝」
- 森田草平「煤煙」
- 森田草平「初恋」
- 矢野龍渓「浮城物語」(画像29,362,095byte)
- 山崎紫紅「上杉謙信」(画像742447byte)
- 山崎紫紅「甕破柴田」(画像820467byte)
- 山崎紫紅「歌舞伎物語」(画像1970599byte)
- 山崎紫紅「その夜の石田」(画像516862byte)
- 山崎紫紅「初白髪」(画像919089byte)
- 山崎紫紅・小伝・跋(画像218128byte)
- 吉野作造「憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず」(画像11,987,007byte)
- 太陽広告(画像3,136,075byte)
- 博文館発兌書目(画像3,784,344byte)
明治文化全集
近世編
国文学
その他
私の場合、スキャンの当初の目的はOCRにかけてテキスト化することでしたが、ADF型のスキャナを手に入れてスキャンしていくうちに、書籍の減量に関心が向いて行きました。
書籍をバラしてスキャンして保存している、と人に言うと、OCRはちゃんと読んでくれないでしょう、と言われることがよくありました。それで、画像のまま保存しているのだ、というと納得してくれていました。OCRにかけてもあまり読んでくれないような古いものの場合には、画像で保存することに意味があるわけですが、著作権が切れているものの場合には、これをそのまま公開することも出来ると考えたのです。
構想自体は前からありました(参考文献「複製本と電子化」(岡島)PDF)。時は今、ブロードバンドの時代だからこそ実現に至ったのです。
おおまかな方針(のようなもの)
どこかでテキストが公開されていないものを優先する。ただし初出に近い画像や本文が随分異なるものについてはその限りではない。
だからといって、一旦画像で公開したものは、テキストが公開されたとしても、あえて引っ込めることはしない。
著作権者の認定について
- 校訂者が刊記や本文冒頭・末尾などに書いてある場合、解題中の「校訂は○○が担当した」という注記がある場合には、その人の著作権を尊重する。
- ただし、序文などの「○○氏の協力を得た」という注記の場合は、○○氏に著作権があるとは見なさず、刊記や本文冒頭などに書いてある人物に著作権があるものとみる。
- 編集著作権を過大に評価しない。すなわち中身には及ばない。また少ないものから一部を抄出した程度(たとえば五編からなる短編集から三編を抜き出したような程度)では、著作権の発生する編集とはみなさない。
- 団体名義の著作物は、たとえ代表者の名前が書いてあっても代表者個人には著作権は発生していないものとみなす。
岡島への連絡
こちらから
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