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中国文学

中国文学は大阪大学文学部の中でも比較的若い専修で、文学のみならず古典時代の政治や経済・歴史・哲学・芸術など、人間に関わるさまざまな問題をめぐって教育・研究が行われています。中国学の伝統に立脚しながらも、新たな風を吹き込もうとする若々しい活気に満ちています。

中国の文学者たちは古くから人間のさまざまな活動に興味を示してきました。本専修では、もちろん文学を中心に教育・研究が行われていますが、その志は高く、中国の文学者が興味を持ったすべてのものに等しく興味を持とうとしています。それは他でもなく、彼らが言葉で表現したすべてを、なるべく元のニュアンスで読み解こうとしているからです。言葉の分析を通して、人間という存在が生み出すさまざまな問題について考えてみましょう。そして、自由に発言し、討論してみましょう。授業においては中国の文献を読むうえでの基礎的訓練が行われますが、テキストの前では年齢や立場の違いはありません。本専修の若さはそういう面で発揮されています。

教員紹介

教授 高橋文治 教授 浅見洋二

教授 高橋文治

たかはし ぶんじ
中国白話文学史
元朝期の文学を中心にした、中国前近代口語文献の研究。
p_takahashibun
メッセージ
 わたしは、中国文明が形成した思考の型のようなものを抽出し分析したいと思って研究を続けてきました。文学作品には特にこだわらず、骨があって読みにくいと感じる文献なら、ジャンルや専門をこえて読んできたつもりです。そうした中で私が特に興味を感じたのは、モンゴルの嵐がユーラシア全体に吹き荒れた13世紀、14世紀の漢語文献でした。中国の伝統的な思考と異文化との激闘がそこにはあったからです。
 2018年3月をもって退職いたします。

2017年 8月更新

教授 浅見洋二

あさみ ようじ
六朝・唐・宋を中心とする古典中国の詩学
六朝・唐・宋の詩と詩論(詩文集の編纂・注釈史、『文選』詩篇、蘇軾・黄庭堅等の宋代文人研究など)。
メッセージ
 中国文学の研究に取り組もうとする者は、当然のことながら中国の言葉や社会・文化に対して深い愛着を持たなければならないでしょう。しかし、それだけでいいのでしょうか。中国あるいは中国文学という枠組みにとらわれない、人文諸学全般にわたる柔軟で幅広い関心を備えていただきたい、さまざまな分野の先鋭な書物との対話を通して自分独自の問題を構築できるような言葉の力を育んでいただきたい、と願っています。

2017年 8月更新

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