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倫理学

倫理学は、私たちが社会の中で他者とともに生き、ともに何かをすることについて考える哲学の一分野です。扱われるテーマも、いのちと心、自己と他者、教育・福祉の問題、正義と暴力、性とジェンダー、マイノリティなど多岐にわたります。

こうしたテーマに取り組むには、古今東西の哲学・倫理学の文献研究を基礎としながら、読む力・考える力を身につけること、また実際に社会で問題になっている事柄に向き合い、異分野の人たちと対話する力を養うことが大切です。

自分でじっくり考えると同時に、人々との対話の中で考えを発展させる。こうした倫理学専修の教育プログラムは、大学院での臨床哲学にも接続されています。大学院生や社会人とともに、対話法のプログラムや、より具体的な問題について、調査、ワークショップ、研究会、シンポジウム等を行っています。

教員紹介

教授 堀江剛准教授 ほんまなほ講師 小西真理子

教授 堀江 剛

ほりえ つよし
臨床哲学/倫理学
近代西洋哲学(特にスピノザ)、社会システム理論、 対話の哲学(特にソクラティク・ダイアローグ)                                         
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メッセージ
  近・現代の社会をどのように捉えていけばよいのかについて、システム理論のコミュニケーション概念を基軸に考え続けています。その中には「倫理」も含まれ ますが、人々が「関係し合う様々な形」という意味での、より幅広い社会の現象を問題にすることが大切だと考えます。また、最近は「組織」というものに興味 を持っていて、組織と哲学を結びつける臨床哲学の可能性を探ってみたいと思っています。

2018年 8月更新

准教授 ほんまなほ

ほんま なほ
臨床哲学
哲学プラクティス、こどもの哲学、フェミニズム哲学、対話に関する実践と研究     
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メッセージ
 自信がない、自己主張できない、感情的になってしまう、人にいえないことがある、じっと聴いてもらえない…などの悩みをもちながら、倫理学や哲学を考えることから排除されたり、不適格とみなされてきた人たちが、安心して話しあい、互いの声に耳を澄まし、互いのつながりをケアしながら、ともに考えることのできる場づくりとそのための研究をやっています。ケアの理論からクィア・スタディーズまで、性(セクシュアリティ)と性別(ジェンダー)に関わる実践研究にも取り組んでいます。

2019年 8月更新

講師 小西真理子

こにし まりこ
臨床哲学/倫理学                           
依存と嗜癖をめぐる現代の諸問題/ケアの倫理             
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メッセージ
  日常を過ごすなかで、(他者や自己の)言葉にならない「苦しみ」や「想い」に出会うことがあると思います。倫理学・臨床哲学の営みは、それに一定の言葉を与え、「この苦しみ/想いは一体何なのか」「それはどのようなことを訴えているのか」「何が必要とされているのか」などに対する答えの一つを、これまでとは別の仕方で導く手助けをしてくれます。「言葉なき声」に耳を傾け、それをあえて学術的に言語化することでこそ見えてくるものについて考えていきたいです。

2018年 6月更新

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