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インド哲学

インド哲学専修では、仏教も含めた古典インドの様々な思想や宗教の研究を行います。具体的には、主としてサンスクリット語(梵語)やそれから発展した言語(パーリ語など)で書かれた文献の解読が研究の中心となります。サンスクリット語は、初心者には難解に見えますが、内実はとても明晰な言語であり、批判的・論理的思考の訓練には格好です。したがって、この言語を用いるインド哲学も実に「道理にかなった」世界で、現代社会が求める、課題を自ら見つけ、それを解決する能力も研かれます。仏典を原文で読むことで、インドの仏教が現在の日本の仏教と如何に異なっていたかが理解できます。語学(サンスクリット語以外に、辞書や文法書、研究書を利用するのに諸現代語:重要性の順から独・英・仏語が必要)をはじめとする訓練を根気強く積むことが必要ですが、難問を解決することが好きなチャレンジ精神に富むものには飛躍の舞台となることでしょう。

教員紹介

教授 堂山英次郎特任講師(常勤)名和隆乾

教授 堂山英次郎

どうやま えいじろう
インド学(ヴェーダ文献研究)/インド・イラン学/歴史言語学
姉妹言語である古インド語と古イラン語諸文献に基づく歴史言語研究、およびそれらの神話・思想の研究。
p_douyama2017
メッセージ
 「鷲が二羽、一つのくびきに連れ合って、同じ木を取り囲んでいる。その一方はピッパラ(インド菩提樹)の甘い実を食べているが、もう一方は食べることなく、じっと眺めている」―インド最古の聖典『リグヴェーダ』の一節です。何を意味するのでしょう? 答えは幾つあってもいいのです。古文献の解読は学問的な答えを求めるだけでなく、読む者の内面を豊かにする作業でもあります。イン哲の甘い実を食べるのか、それともただ眺めるだけなのか、それはあなた次第です!

2019年 4月更新

特任講師(常勤)名和隆乾

なわ りゅうけん
インド学/仏教学                             
インド初期仏教文献学                           
p_nawa2019
メッセージ
  経験世界の全ては移ろいゆく無常なもの。故に、何処にも安心出来る場
所はない。無常である故に全ては自己ならざるものであり、私という存在もまた例外ではない、と見るのが仏教の基本的な世界観です。その観を徹底すべく修行する僧らは時に我々の常識的理解を逸し、死を目前に、最後に一目、仏陀に会わんと望む僧に対してさえ、仏陀が「腐臭のするこの身を有り難がるとは何事か」と叱責したとの逸話がある程です。常識的な「慈悲」とは程遠い世界がここにあります。

2019年 6月更新

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