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英米文学・英語学

この専修では、英米文学と英語学に関する専門的知識を得るとともに、英語の総合的運用能力を習得することを目指しています。そのため、アカデミックな講義・演習に加え、外国人教師による演習や海外留学や資格試験合格を視野に入れた実践的な授業を目指します。

英米文学を専攻する学生は、英米を中心とする英語文学世界の全体的輪郭、ジャンルの特性、その成立・発展の状況等を文化的視野の中で把握します。それをふまえ、小説・詩・劇・批評などの具体的作品を取り上げ、テクストを正確、綿密に読む訓練を通して、文学研究の方法論を学び、文学センスを磨きます。学生は、各自の関心に基づき自由に研究テーマを選ぶことでき、それを卒業論文にまとめます。

英語学を学ぶに当たっては、理論と運用の両面にわたって英語の実際の姿を観察し、また英語学の研究史上重要な文献を読み、広く用例を収集・分析して、現代英語の構造やその特徴を把握することが基本となります。最近の英語学では、英語の音韻、文法、意味だけではなく、言語習得、発話行為や談話構造、言語と認識、日英語の比較研究も盛んです。講義、演習等は、これらの多様な研究に応じられるように配慮されています。

教員紹介

教授 服部典之教授 岡田禎之教授 片渕悦久教授 加藤正治教授 神山孝夫

准教授 山田雄三准教授 石割隆喜准教授 田中英理外国人教師 P.Harvey

教授 服部典之

はっとり のりゆき
イギリス文学
イギリス小説研究、 イギリス近現代文学・文化。                      
p_hattori2016
メッセージ
 イギリス小説を研究しています。特に近現代イギリス文学とその起源となっている18世紀初期イギリス小説を研究・教育しています。小説をあまり読まない人でも映画やドラマを全く見ない人はいないでしょう。これらのメディアを包括する概念が「フィクション」つまり「物語」です。なぜ私たちは物語を語り読むのか、または観るのか。これを考えることは人間の営為の根本を問う大切な学問です。共に読み、観、考えましょう。

2017年 8月更新

教授 岡田禎之

おかだ さだゆき
英語学╱機能主義言語学・意味論・語用論・認知言語学
語彙概念拡張・語彙の意味変化・等位構造╱従属構造に関する機能的文法分析。      
p_okadasada
メッセージ
 言葉は思考内容を伝えるものである以上、メッセージ伝達という機能を効率的に行える形に整えられているでしょうし、表現したい内容が異なれば、何らかの形で形式に反映されるはずです。言語形式とその意味機能の対応関係を研究していますが、まだまだ分からないことがたくさん言葉の裏には隠れています。何故この表現を使ったのか、何故他の言い方ではだめなのか、といったことを考えることは、それ自体が重要な言語学的課題です。言葉の研究は私たちにとって卑近なものなのです。

2017年 8月更新

教授 片渕悦久

かたふち のぶひさ
アメリカ文学/アダプテーション研究/物語更新理論
ユダヤ系アメリカ小説における物語意識。アダプテーション研究。物語更新理論。       
p_katafuchi2016
メッセージ
 私がもっとも関心を持っているのは、「物語」です。小説や詩のように書かれた文学作品であっても、舞台で上演される演劇やミュージカルであっても、あるいは映画やアニメやマンガであっても、すべて広い意味での物語です。かたちを変えながら生き延びる物語への関心を土台にして、私は物語の生成とメディア文化の濃密な関係についての研究を深め、「物語更新論」という新たな物語研究のありかたを模索しています。授業の中でも、研究の成果を還元していくつもりです。

2017年 8月更新

教授 加藤正治

かとう まさはる
英語学
生成文法理論の枠組みを用いた英語の歴史的変化の研究。                   
p_katoumasa
メッセージ
 統語論研究は謎の解明に似たところがあります。興味深い統語現象という謎が提示され、次にそれに関する一連の事実が観察によって得られる。それらの事実をもとにして、利用可能な原理・原則、規則といった手段を駆使して(場合によっては新たな原理・原則、規則を提唱することもあります)、その謎を解明する。謎が鮮やかに解明された時の爽快感は何ものにも代えがたいところがあります。そのような爽快感を味わってみたい方のお手伝いができればよいと思っています。

2017年 8月更新

教授 神山孝夫

かみやま たかお
歴史言語学/音声学/ヨーロッパ文化史
ヨーロッパ諸語と文化の歴史的発達、印欧語比較言語学、日本語とヨーロッパ諸語の対照音声学。
p_kamiyama2017
メッセージ
 ヨーロッパ諸語の歴史と、印欧(=インド・ヨーロッパ)語の比較言語学を主たる専門としています。我々にはナショナリズムと無縁の冷静な判断が可能であり、欧米の研究に潜在する矛盾を補正する上ではむしろ有利かもしれません。昔の言語も好きですが、今のヨーロッパ諸語も、特にその響きが大好きで、これらと日本語との対照音声学が第2の専門です。文字論や日本語史、また印欧語地域を中心に歴史、宗教、神話、あるいは文芸や音楽、酒食にも大いに関心があります。

2017年 8月更新

准教授 山田雄三

やまだ ゆうぞう
英米文学/文化理論研究
英国初期近代の大衆演劇フォームの研究およびRaymond Williamsによる文化ダイナミクス理論の研究。
p_yamada2016
メッセージ
 「文化」ということばは、価値を帯びています。どんなマニアックな趣味でも、「○○文化」とつければかっこよく思えてしまいます。そうした現象を考察するカルチュラル・スタディーズに、私は関心があります。今日「カルスタ」と呼ばれ、マンガやラップなどを対象として社会学的手法で研究されることも多いのですが、私は、それが1950年代後半にイギリスに起こった点に注目し、「政治=文化」運動として再評価しています。

2017年 8月更新

准教授 石割隆喜

いしわり たかよし
アメリカ文学
小説論的視座からトマス・ピンチョンらのポストモダン文学を捉え直す研究を試みています。   
p_ishiwari
メッセージ
 小説形式の歴史性とでも呼ぶべき問題に関心があります。ポストモダニストと称される現代アメリカ作家の小説を丁寧に、かつ理論にも目配りしながら分析してゆくことを通して、広く近代という歴史的条件の中で「小説」がどのような役割を果たしてきたのか、「小説」という形式そのものにどのような意味が潜んでいるのか、「小説」を必要とするのはどのような「人間」だったのか、といったことを探ってゆきたいと考えています。

2017年 8月更新

准教授 田中英理

たなか えり
形式意味論
英語・日本語の文の構成的意味論研究・段階性の関わる言語表現の意味論研究。    
p_tanakaeri
メッセージ
  言語は情報伝達の道具である、とよく言われますが、言語の伝える「情報」とは何でしょうか。例えば、『試験に通った人がいる』と教員が言うと、なぜ学生はそう言われてもいないのに『全員が通ったわけではない』と解釈してざわざわするのでしょう。発された文と解釈の間にはどうしてこのような乖離が生まれるのでしょう。言語の意味とはどこからどこまでなのでしょうか。言語の伝える「情報」の不思議さに興味を持っている学生は、是非ともに考えましょう。

2017年 8月更新

外国人教師 Paul Anthony Stean Harvey

ポール A. S. ハーヴィ
英文学
1500 年〜1660 年の文学(シェイクスピア、詩、散文、初期の紀行文)。           
メッセージ
 近代英国の礎となった英国ルネサンス期は実に魅力的な時代である。それは、政治、社会、そして宗教における激動の時代でもあった。そして、ちょうどヨーロッパのルネサンス文化がそうであったように、この混乱の中から偉大な芸術が誕生したのである。シェイクスピアはヨーロッパおよび英国の文学伝統に依拠しながら、今なお世界各地で読まれ上演されている数々の名作を生み出した。

2017年 8月更新

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