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倫理学

倫理学は、人が社会のなかで他者とともに生き、話し、行動することの意味について考える哲学の一分野です。扱われるテーマも、生命と共同体、自己と他者、科学技術、暴力、正義、感情、性、コミュニケーションなど多岐にわたります。

こうしたテーマに取り組むには、近代西洋・日本の倫理学思想史、社会哲学、文化理論の文献研究を媒介にして、読む力・考える力を身につけ、さらに実際に人やものと向かい合い、そこで問題となっていることを感じる力、異領域の学問と対話する力を養うことが大切です。

自分でじっくりと思考を深めると同時に、人々と言葉を交わしながら共同して思考を紡ぎだす。こうした倫理学専修の教育プログラムは、大学院での臨床哲学にも連結されています。大学院生とともに、対話力を育成するプログラムや、科学技術、生命、身体、教育、環境などのより具体的な問題について、調査、ワークショップ、研究会を計画・実行してみましょう。

教員紹介

教授 浜渦辰二教授 堀江剛准教授 本間直樹

教授 浜渦辰二

はまうず しんじ
現象学/倫理学/臨床哲学
間主観性の現象学をベースに、生老病死とケアの倫理学・臨床哲学。                                           
p_hamauzu
メッセージ
 高校2年生のとき、当時続々と刊行されていた『世界の大思想』全29巻を買ってもらいました。高校時代、内容がよく理解できないまま、デカルト『方法序説』、パスカル『パンセ』などをパラパラと眺めていました。当時私は理系クラスにいて、彼らの名前が数学や物理学の本でも出てくるので気になっていたからでしょうか。しかし、高校時代、倫理社会という科目には何の魅力も感じませんでした。その私が、いまでは、倫理学の講義をするために教壇に立っています。

2017年 8月更新

教授 堀江 剛

ほりえ つよし
臨床哲学/倫理学
近代西洋哲学(特にスピノザ)、社会システム理論、 対話の哲学(特にソクラティク・ダイアローグ)                                         
p_horie
メッセージ
  近・現代の社会をどのように捉えていけばよいのかについて、システム理論のコミュニケーション概念を基軸に考え続けています。その中には「倫理」も含まれ ますが、人々が「関係し合う様々な形」という意味での、より幅広い社会の現象を問題にすることが大切だと考えます。また、最近は「組織」というものに興味 を持っていて、組織と哲学を結びつける臨床哲学の可能性を探ってみたいと思っています。

2017年 8月更新

准教授 本間直樹

ほんま なおき
臨床哲学
哲学プラクティス、こどもの哲学、研究フェミニズム哲学、対話に関する実践と研究       
p_honma2017
メッセージ
 倫理学は行為・活動・社会を問い、大学院の臨床哲学にも密接に結びついています。〈問う〉ためには、文章を読んで頭をひねるだけでなく、身も心も空にしたり、全身をフル活用したりすることも大切です。じっと見る、耳を傾ける、誰かや何かとのつながりを感じることも、〈問う〉ことの始まりです。私は、訪問する/感じる/対話する/記録する/表現する/協働する/遊ぶ、の七つの技芸を基本として、授業や学内外での諸活動を組み立てています。

2017年 8月更新

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