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哲学・思想文化学

講義室でのゼミの様子哲学は諸学の基礎の基礎に位置する学問です。例えば、何かが「存在する」とはどういうことか。「意味する」とはどういうことか。意見が違うのに、違うということだけは一緒に確認できてしまうのはなぜか。根拠付けができたためしがないのに、なぜ現実は崩壊せず歴史は終わらないのか。そして、こんなことを問うているのは、心なのか脳なのか何なのか。哲学はこうした問題に取り組んできました。あまりに基礎的なので、現在でもこれに代わる分野は他にありません。

私たちの専修では、西洋の近世から現代までの哲学思想の研究を行っています。教員は全員古典と現代哲学思想の両方に通じ、専門領域をあわせるとドイツ系、フランス系、英米系のすべてをカバーしています。私たちは「なぜ」という疑問をとことん考えるための手ほどきと時間を提供し、助けます。

教員紹介

教授 須藤訓任教授 舟場保之教授 望月太郎

准教授 中村征樹 准教授 嘉目道人

教授 須藤 訓任

すとう のりひで
西洋近代/現代哲学
西洋近代/現代哲学。特にニーチェおよびその衣鉢を継ぐ現代思想の研究。                                 
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メッセージ
 ご存知のように「哲学」という語は「知恵への愛」を意味するヨーロッパ語に由来します。なぜ、「知恵」そのものではなく「愛」なのでしょうか。それは哲学が何より、問うことの営みだからです。「なぜものはあるのか」、「生きる意味とは何か」という哲学本来の大問題から、「どうしてあくびは伝染するのか」、「人の視線を感じるのはなぜか」といった日常のさりげない疑問まで、ありとあらゆる問が哲学のテーマとなります。人生の光景を一変させる問の発見へ─ 一緒に哲学しませんか。

2018年 8月更新 写真撮影:近松由望

教授 舟場保之

ふなば やすゆき
ドイツの近代/現代哲学
18世紀ドイツの哲学者カントおよび現代ドイツの哲学者ハーバーマスらの研究。        
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メッセージ
  現在、普遍主義や原理原則主義の評判は芳しくありませんが、これらが一度たりとも理念としてすら採用されたことのない共同体においては、いまなお重要な視点を提供しうることに間違いはありません。200年以上も前に生きていたカントの考えと、現代を生きるハーバーマスの考えを参照しつつ、共同体の強固なおきてを無力化する方途を探究してゆきたいと考えています。

2018年 8月更新

教授 望月太郎

もちづき たろう
西洋哲学/倫理学/哲学教育
発展途上国における教育開発のための哲学プラクティス          
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メッセージ
 日本− ASEAN グローバル哲学研究交流ラボラトリー(日本:大阪 大学/タイ:チュラロンコン大学)を設置、これを拠点として東南アジアの発展途上国(カンボジア、ミャンマー)における教育開発のために哲学プラクティスをアウトリーチすることを研究と教育の課題としています。今年は哲学カフェをプノンペンで毎月、企画・開催しています。将来、国際機関やNGOで働きたい人、海外で活躍したい人は、ぜひ授業に参加してください。

2019年 8月更新

准教授 中村征樹

なかむら まさき
科学技術社会論/科学技術史/科学技術コミュニケーション
科学技術をめぐる倫理的・社会的問題についての研究。市民の科学技術との付き合い方に関する研究。
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メッセージ
 現代社会について考えるにあたって、科学技術をめぐる問題を無視することはできません。東日本大震災は、科学技術のあり方についてさまざまな問題を提起しました。先端医療や生命科学における研究の進展は、「生きること」や「人であること」の理解にも大きく影響を与えるようになっています。それらの問題について、科学者や技術者だけではなく、文系の研究者、行政、企業、市民などさまざまな人々が一緒になって考えていくにはどうすればいいかについて研究しています。

2018年 8月更新

准教授 嘉目道人

よしめ みちひと
近代ドイツ哲学/コミュニケーションの哲学                             
フィヒテおよびカントの哲学/超越論的語用論および討議倫理学。         
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メッセージ
  言語に媒介された文化の相対性・多様性は、誰しも認めるところですが、しかし言語文化が多様であるという事実と、それらが共生すべきであるという規範はイコールではありません。その規範を正当化するためには、やはり共通の基盤が必要で、それは討議という制度だろうと考えます。この考えに基づいて、討議、ひいてはコミュニケーション一般が成立するための条件や、そこで前提される真理や道徳などを研究しています。友好的かつ相互批判的な討議を行いましょう。

2019年 4月更新

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