人文学研究科人文学専攻では、令和8年(2026 年)4月に「実践人文学プログラム」を博士前期課程に創設します。
伝統的な学術的作法に基づいて専門分野の知見を探求するアカデミックな研究者像にとらわれず、人文学の複数の分野にわたる知識の習得と独自な観点からの研究を通じて得られた知見を積極的に社会に還元する人材の育成をめざすプログラムです。
【令和8年度入学者選抜試験 概要】
※出願にあたっては必ず「令和8(2026)年度人文学研究科人文学専攻・日本学専攻基盤日本学コース・芸術学専攻博士前期課程学生募集要項」(6月下旬公表予定)を確認してください。
選抜区分:令和8年度人文学研究科人文学専攻博士前期課程実践人文学プログラム
対象者:募集要項に定める出願資格を満たす者(出願資格は博士前期課程一般選抜出願資格に準じる)
定員:若干名
※実践人文学プログラム特別選抜は一般選抜(冬期)との併願はできません。
入試時期が異なる一般選抜(秋期)や社会人特別選抜との併願は可能です。
ただし、複数の選抜に合格した場合は、入学手続きの際に希望するプログラムを選択した上で入学手続きを行う必要があります。
各プログラムのカリキュラムは異なりますので、各プログラムの詳細については募集要項をご確認ください。入学後のプログラム変更はできません。
入学者選抜方法:
入学者判定に際し、筆記試験を行わず、研究計画の具体性と独自性を問う「研究プロポーザル」の事前提出と、研究能力、意欲、適性や基礎学力などを判定する口頭試験を課します。
*「研究プロポーザル」:様式は募集要項と共に公開いたします。
出願書類 :入学願書、研究プロポーザル(※)、受験者写真票・受験票、卒業(見込)証明書、成績証明書、返送用封筒 等
出願期間:令和7年12月
口頭試験実施日:令和8年1月末~2月上旬のうち1日
合格発表:令和8年2月中旬
入学時期:令和8年4月
プログラムの概要:
・修了要件の一部として、修士論文に代えて、幅広い内容と形式を許容する「修了研究」を課します。修了研究は高度な学術的方法に基づいた論文ではなく、実践的・応用的な内容の成果物とします(紙媒体に限らない)。字数・形態などについては、専門分野ごとに定めます。
*各専門分野ごとの修了研究例はこちら☞
・本プログラム履修生は、各専門分野の研究室に所属し、指導教員から適宜研究上の助言を受けます。
・修了予定者には修了研究の内容に関する口頭発表を課します。この発表会は公開方式にて実施する予定です。
・人文学的な知見を広く社会に活用することを学ぶ「人文学実務研究」ならびに「人文学インターンシップ」の履修を推奨します。
その他:
・本プログラム修了者には、学位「修士(文学)」または「修士(学術)」が授与されます。
・本プログラムの受験を希望する場合は、事前に専門分野教員と研究計画について相談する機会をもつことを強く推奨します。面談申込み、問合せ先はこちら☞
【令和9年度入学者選抜試験以降(変更)】
令和9年度入学者選抜以降、実践人文学プログラム特別選抜の募集について以下のとおり
変更します。
変更前(令和8年度入学者選抜) 年1回募集(入試実施時期:冬期)
↓
変更後(令和9年度入学者選抜以降) 年2回募集(入試実施時期:秋期、冬期)
※実践人文学プログラム特別選抜(秋期)と実践人文学プログラム特別選抜(冬期)は併願可能です。
また、実践人文学プログラム特別選抜(秋期)は一般選抜(冬期)や外国人留学生選抜との併願は可能、実践人文学プログラム特別選抜(冬期)は一般選抜(秋期)や社会人特別選抜との併願は可能です。
各プログラムのカリキュラムは異なりますので、各プログラムの詳細については募集要項をご確認ください。入学後のプログラム変更はできません。