文学研究科・文学部ハラスメント防止に関する教職員研修会(08.01.2015)

上原秀子さん(大阪大学ハラスメント相談室、特任講師)
「大阪大学のハラスメント事情~パワハラ、アカハラを中心に~」を聴いて参考になった点など、ご自由に感想をお書きください。

  • わかりやすくよかった。
  • 教育には感情労働的側面があるので、教員に対する学生からのハラスメント等もあり得ます。それを一人一人の教員が対応するのはとても難しいので、上原さんもおっしゃっていましたが教員同士の支えあいができる環境を作ることが大切だと思います。そのために、私たちが愚痴をこぼせる場を作ったらいいのではないかと思います。それには皆が集まれる時間を作らないといけないという大問題はありますが…。
  • 加害者の認識のずれはある程度予想できたが、被害者が相談室に求めていることと実際の相談室の機能の間にずれが結構あるということは知らなかった。相談室の機能を学生はちゃんと知る必要があるが、その反面、被害にあって感情的になっている学生が、「何だ、それくらいのことしかしてくれないのか」と思って相談室に足を運ぶのをあきらめてしまうことを防がなければならない。
  • 実例を多くとりいれた講演が分かりやすく、いい機会だったと思います。しかし、阪大のハラスメント問題へのとりくみ姿勢として、十分に機能するためには相談員が一定の権限をもち、安定した立場で行動できることが重要だと思われるが、そのスタッフの身分が特任講師という弱い立場で雇用されていることは大きな問題かと思います。
  • 勉強になりました。毎年年度はじめのゼミで履修の心得、研究指導マニュアルを配っていますが、ハラスメントについても一言触れようと思います。こちらの指導に疑問があるときはいつでも他の教員に相談に行ってよいということを強調して、初期段階から対応ができるよう風通しのよい環境を心がけたいと思います。初心に返ることができてよかったです。ありがとうございました。
  • アカハラのことを考えていく際、自分が思いあたると考えていくと、それが問題解決を阻む方向に働く場合があるという指摘にハッとした。具体例はとてもわかりやすくよかった。
  • 研修会参加者で、話し合う時間があればよいと思いました。
  • とても参考になりました。プレゼンが上手です。
  • ラインなど新しいツール利用上の注意点が興味深かったです。
  • ハラスメント相談室の機能がよく分かりました。
  • 学生の気分が抜けないで接し方を間違う事があるという指摘は注意したいと思った。ありがとうございました。
  • この種の講演では、プライバシーに配慮して抽象的な話になりがち。できればもっと具体的な話がききたい。

来年度以降の研修会について、とり上げたいテーマなど、ご自由にお書きください。

  • 今のプログラムを続けて欲しい。
  • 今回はトピックが絞られていたので非常によかったと思います。引き続きアカハラをテーマに話が聞きたいです。事例も、文系の我々にもかかわりそうなものを取り上げて下さって勉強になりました(指導がなかった点についてB先生がどう考えているのか知りたいところですが)。こういう、考えさせてくれるようなお話をうかがえたらいいと思います。
  • またアカデミック・ハラスメントのことをとり上げてほしい。
  • 学生からのハラスメントもあると思うので、対応についてとりあげてほしいです(ex. 裏シラバス、ウェブなどを介して)。
  • (アスペルガー傾向の学生への対処等)相互の問題を語りあえる場は望ましいと思う。
  • 具体例が伺えて参考になりました。
  • もう一度パワハラの話をしていただきたいです。
  • アスペルガーの学生対応。

☆ご協力、どうもありがとうございました。